地域資源に磨きをかけ、新たな街の価値を創造
未来に向かって進化し続ける八戸。
歴史・文化遺産は市民の誇り、住み続けたいと思える街。
八戸では、はるか縄文の太古より海と大地の豊かな恵みによって人々が生活を営んできました。是川縄文遺跡から出土した国宝「合掌土偶」や、中世の城跡である「史跡根場跡」など、国の史跡や重要無形民俗文化財に指定されている多くの遺跡・出土品があります。また、国重要無形民俗文化財「八戸三社大祭」や「八戸えんぶり」などの伝統文化は、世代を超えて受け継がれてきた財産です。さらに、三陸復興国立公園「種差海岸」をはじめとする美しい自然景観は、人々に癒しとやすらぎを与えてくれます。
文化都市としての多彩な顔、街はますます面白く。
八戸では、そうしたさまざまな地域資源に新たな切り口で磨きをかけ、内外に情報発信する取り組みを展開しています。その象徴といえるのが、「フィールドミュージアム八戸構想」。文化活動の拠点施設である「はっち」を玄関口として、自然、歴史、祭り、食、物産などの資源と、南郷地区での「南郷アートプロジェクト」、工場群をアートの視点で見る「八戸工場大学」などを結び、市全体を屋根のない博物館に見立てて魅力発信を行っています。
八戸ならではのオンリーワンの地域資源にさまざまな角度から光を当てながら、市民にも訪れる人にとっても魅力ある地域づくりを行っている八戸は、文化芸術活動においても全国から高い評価を得ており、産業都市に加えて「文化都市・八戸」としても進化を続けています。

はっちのお正月

八戸工場大学
元気なまちづくりは、
八戸の人の元気から。
人と人が行き交う子育てにも優しい街。
「ポータルミュージアムはっち」には、子どもと大人が一緒に遊べる交流施設「こどもはっち」があり、元気な子どもたちの声が響いています。近年は、少子化や転勤などのライフスタイルの変化で、子育ての悩みを抱える人が少なくないなか、八戸では地域ぐるみで子育てを応援し、祭りや伝統文化を通じて、地域の宝である子どもたちの成長をみんなで見守っていこうという風土や土壌があります。昔ながらのコミュニティや地域の優しさに見守られながら、安心して暮らすことができるのが八戸の魅力。商店街のなかに老若男女が集い日々交流することで、街ににぎわいを創り出し、街をいっそう面白く魅力あるものにしています。八戸の中心街には、昔ながらの路地に飲食店が軒を連ねる個性的な「横丁」が8つあります。昭和の香り漂う名店には、元気な店主や隣に座ったお客さんと気軽に話せる雰囲気があり、市民からも観光客からも愛されています。また、古くから「朝市」がさかんな街で、現在でも9カ所で朝市が開催されています。「イサバのカッチャ」と呼ばれる魚商のお母さんたちとのふれあいも楽しく、威勢の良い掛け声とともに、八戸の食の魅力、そして温かい人の魅力にふれること。

こどもはっち

陸奥湊朝市
「氷都八戸」としての誇り、レスリングやサッカーもさかん。
スケートやアイスホッケーなどがさかんで、「氷都八戸」としても知られる八戸。多くのオリンピック選手を輩出しており、現役を退いた選手の多くが指導者として地元に残り、競技振興に貢献しているのも八戸の特長です。1930年の第1回全日本スピードスケート選手権に始まり、1947年には総力を挙げて第1回冬季スケート国体開催をも実現。
2003年には冬季アジア大会アイスホッケー競技が行われたほか、国民体育大会冬季大会が何度も開催されるなど、全国でも例をみないほどの実績を誇ります。アジアホッケーアジアリーグに参加する「東北フリーブレイズ」は当市をホームタウンとして活動しています。また、国内3つ目の400mスピードスケートトラックを有する屋内スケート場の建設により、競技人口の拡大が期待されています。
また、レスリングでも五輪四連覇の伊調馨選手や、ロンドンオリンピック金メダリストの小原日登美選手など、オリンピックメダリストも輩出しています。甲子園での活躍がめざましい八戸学院光星高校、青森県初のJリーグクラブ「ヴァンラーレ八戸」など、スケート以外のスポーツもとてもさかんな地域です。こうした背景には、チームを支える支援企業や、スポーツ団体を応援する八戸市の取り組みがあります。


暮らしのDATA
八戸市は、住まい、子育て環境、医療など、暮らしの基盤となる生活環境も整い、安心して暮らすことができます。
住まい
表示数値は青森県のデータです
物価指数
消費者物価地域差指数(2016年)
- 総合98.8(全国=100)全国で20番目に低い(東京都104.4)
- 消費支出(1世帯当たり1か月間)(2014年)
243,600円全国で2番目に少ない
居住
- 住宅地の平均価格(1㎡当たり)
16,300円 全国で2番目に安い* - 借家住宅の延べ面積(1住宅当たり)(2013年)
53.6㎡ 全国で2番目に広い* - 公衆浴場数(人口10万人当たり)(2015年)
24.5所 全国で1番目に多い*
*資料:2017年都道府県地価調査(国土交通省)
その他生活関連
表示数値は青森県のデータです
- 保育所数(0〜5歳人口10万人当たり)(2015年)
889.9所 全国で1番目に多い* - 消防吏員数(人口10万人当たり)(2016年)
204.3人 全国で1番目に多い* - 公害苦情件数(人口10万人当たり)(2015年)
22.2件 全国で5番目に少ない* - 早寝
22時38分 全国で2番目に早い* - 早起き
6時18分 全国で2番目に早い*
* 資料:2016年社会生活基本調査(総務省)